アマヤドリ 20周年記念公演 第一弾『崩れる』@東京・愛知

アマヤドリ 20周年記念公演 第一弾

『崩れる』

2021年 11月4日(木)~8日(月)
@シアター風姿花伝(東京公演)
2021年 11月13日(土)
@パティオ池鯉鮒・知立市文化会館│花しょうぶホール(愛知公演)

原寸大のスケールでお送りするアマヤドリ流、現代口語劇。

『崩れる』を再演いたします。これは個人的にとても思い入れの強い作品でしたので、初演時からすぐにまた再演したいという思いがあったんですがあいにくと時宜を得ず、この度、数年ごしにようやくそれを果たす機会が訪れたというわけです。
 
内容としてはロードバイク好きのサラリーマンたちが山中の旅館に集い、延々、大人気ない痴話喧嘩をする、とまあ、それだけの作品です。なんだそりゃ、なんですが、アマヤドリにとってそれはひとつの挑戦でもありました。というのも、ファンタジックな要素や劇的な設定が一切ない、いわば、そのまま現実に起こり得るような話を会話のリアリティだけで見せる、ということは今までやっていなかった領域でしたので。もちろん、『ぬれぎぬ』から続く、他者への執着、というテーマが通奏低音として流れており、善意と悪意の境界線が執着というキーワードの下で無効化されていく、なんていうアマヤドリらしい要素も満載の作品なのですが、それに、かつてないスケールの小ささと飛躍しない想像力で挑んでみたわけです。
 
一方で戯曲の形式としては実は複雑なことに取り組んだ作品で、まあ、これは戯曲を買って読んでいただければすぐにわかっていただけるかと思うんですが(宣伝)、二者間における音声が多重化された会話を初めて書いた作品、ということになります。いわゆる「カブってる」状態をあらかじめ戯曲に書き込んだわけです。こういった手法を取り入れようと思ったのは、会話分析の本に触れたことが大きなきっかけになっています。会話分析というのは、えー、身振り手振りあるいは沈黙の長さなど、いわゆる非・言語的な表現も含めたコミュニケーションを総合的に分析しようとする研究領域、らしいんですが、そこでは、音声が多重化している状態が当然のこととされているみたいなんです。考えてみりゃ我々の普段の会話は、本当はそうなっているわけです。で、今作では、そういった会話本来が持つ複雑さを戯曲という形式に落とし込んで作品にしてみたわけなのです。初演の時、ちょっと新しいことを発見した喜びで創作現場は湧いていたのですが、イザ上演してみるとあまりそのことに気づいてもらえなかったようで淋しい思いをいたしました。そんなわけで再演を期に自画自賛してみました。
 
と、まあ、小難しいことを書きましたが内容は至ってありふれた状況を扱っておりますので、なんの予備知識も前提もなく、それこそ、フラッと劇場に来ていただければそのままお楽しみいただける作品になっているんじゃないかと思います。コロナ禍の引き続く昨今ではございますが、もろもろのコンディションが許すようでしたらぜひとも劇場にお越しいただきまして、野郎ばかりの山中の旅に少しの間、同行していただけましたら幸いです。
 
作・演出・主宰 広田淳一

出演:

倉田大輔沼田星麻深海哲哉河原翔太宮川飛鳥望月馬木人(以上、アマヤドリ)

齋藤拓海山森信太郎(髭亀鶴)西川康太郎(ゲキバカ/おしゃれ紳士)

◆東京公演

2021年10月1日 20:00 チケット発売!

◆愛知公演

チケット発売中!
https://patio-chiryu.com/event/jisyukikaku5508
https://patio-chiryu.com/ticket/index.html

東京公演:

タイムテーブル

11月4日(木)19:30

11月5日(金)19:30 ※

11月6日(土)14:00/18:00

11月7日(日)11:00/15:00 ※

11月8日(月)14:00

※…オンライン配信(アーカイブ付き)あり

チケット料金

一般】 前売り3800円/当日4000円

【学生】 前売り2500円/当日2800円

【高校生以下】 前売り1000円/当日1300円

 

【配信チケット(アーカイブ付き)】 2500円

 

【タダ観でGO!!】(各回3人まで)

試食は無料の精神にのっとり、アマヤドリを初めてご覧になるお客様を各ステージ3名様まで無料モニターとしてご招待いたします!演劇観るほどヒマじゃない、そんなあなたに観て欲しい。

・受付開始・開場は開演の45分前です。

・当日券はお席に余裕がある回のみ開演の45分前から販売いたします。

・当日精算の場合、開演時間を過ぎますとお席にご案内できない場合がございます。

会場

シアター風姿花伝

〒161-0032 東京都新宿区中落合2-1-10

愛知公演:

タイムテーブル

11月13日(土)14:00

チケット料金

【一般】2500円(パティオしーと会員2200円)

【25歳以下】1000円(会員・一般とも)

 

・開場は開演の30分前です。

・当日券はお席に余裕がある回のみ開演の30分前から販売いたします。

・当日券の料金は前売り料金と共通です。

会場

パティオ池鯉鮒(知立市文化会館)│花しょうぶホール

〒472-0026 愛知県知立市上重原町間瀬口116

 

スタッフ:

作・演出

広田淳一

文芸助手

稲富裕介

舞台監督

都倉宏一郎(劇団fffff)

美術

平山正太郎(センターラインアソシエイツ)

大道具

眞野祐美子(こわっぱちゃん家)

照明

三浦あさ子

演出助手

ヒラノライセ(anonet)
佐竹謙伸(Theatre MERCURY)

宣伝美術

山代政一

制作

(株)佐藤商事

制作補佐

西岡昌 西峰正人

当日運営

野元綾希子(toi project)

プロデューサー

北川大輔

撮影

赤坂久美

企画製作

アマヤドリ

主催

合同会社プランプル(東京公演)

一般財団法人ちりゅう芸術創造協会(愛知公演)

協力

シアター風姿花伝/株式会社ヴィクトリーロード/グンジョーブタイ/ゲキバカ/おしゃれ紳士/髭亀鶴/anonet/(株)佐藤商事/センターラインアソシエイツ/劇団fffff/こわっぱちゃん家/立ツ鳥会議/toi project/Theatre MERCURY

協賛

知立市・知立市教育委員会(愛知公演)

助成

文化庁 令和2年度第3次補正予算事業「ARTS for the future!」(東京公演)

文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会(愛知公演)