言葉の力に聴く

『逃げられる社会で、どうやって人と関わるか? 

~演技から世界を読む~』

 

広田淳一トーク・ライヴ@スタジオ空洞

A&ANS 主催

 


 

【トークライヴ概要】

 

劇作家・演出家・アマヤドリ主宰として18年演劇活動を続けてきた広田淳一が、2018年4月から都内で俳優向けの演技のためのジムを開設するという。それに先立って「演じるとはなんなのか?」という問いをベースに、演劇と演技が持つ社会的、人文科学的可能性について語り倒すトーク・ライヴです! 

 

 

どんなトークになるのかわかりませんが、演劇・劇団運営の実際はもちろん、映画や文学、哲学、政治、仏教、心理学、社会学とか、あっちこっちに飛び火しながら自由にしゃべっていきたいと思います! どうぞよろしく!

劇作家・演出家・アマヤドリ主宰 広田淳一

 

 


 

【日時・場所】

 

2018年3月26日(月) 19:30~21:30  

スタジオ空洞 にて。

 


 

【参加費】

 

一般 2000円/学生 1000円

 


 

【ご予約】

 

こちらのフォームからお申し込みください!

 


 

【トークの内容(あくまでも予定…)】

 

 

◇演劇とはなにか? 演技とはなにか?

 

 

・サッカーも、裁判も、映画も、戦争も、演劇の一部だ。

・演じるとは、世界を受け取って、行動すること。すなわち、生きること。

・世界は、そのように感じられる、という現象でしかない。

 

 

◇逃げられる社会。~世間の現在形は、どんな場所?~

 

 

・スマートフォンやインターネットの普及によって、どこまでも「便利」な世の中に。

・「便利さ」が生んだ、『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』社会。

・SNSが生んだ「つながる」社会は、「切られる」社会の裏返し。

・誰もが「ブロックされないように」生きていかざるを得ない。

・なるべく傷つかずに生きたい。

 

◇よく、演じるとはなにか? 演技するために注意すべき四つの「間」。

 

 

【時間】……時間感覚。相手役、あるいは場が持っているリズム/タイミング/呼吸/間/静寂を感じ取る。焦らず世界に耳を澄ます。音楽的センスを使って演じる。

 

【空間】……空間把握。「今ここにある空間」と「劇中に描かれている空間」を意識する。「ここはどこなのか?/そこはどこなのか?」 前者を五感を使って把握しつつ、後者を想像力を使って具体的にイメージする。そして、それを演技によって繋げる。

 

【人間】……共演者を五感を使って感じ取る。共演者に向けて発信する。影響を与え合う。ミラーニューロン/重心の置きどころ/声のフォーカス/即興性に留意する。思いやりを持つ/配慮する/相手の意図を汲み取る。また、他者を傷つける覚悟/踏み込む度胸/迷惑をかける勇気を持つ/ダンス/舞踏

 

【世間】……社会感覚を持つ。自分の演技がどこに届いてほしいのか? 言語とはなにか/戯曲が要求している悩みはどのレベルなのか? 個人の感覚を使いつつ、個人の問題に矮小化しない。身体的にも精神的にも、サイズを大きく持つ。スケール感のある演技をする。つねに人類に届ける価値のある演技を目指すこと。

 

◇まとめ

 

 ・自分の存在を丸ごと、ぶつけられる、受け止められる社会へ。