『朝鮮刑事ホン・ユンシク』
韓国現代演劇ドラマリーディング2013Vol.6
広田淳一が演出を務め、笠井里美、稲垣干城が出演いたしました。
作:ソン・ギウン
翻訳:浮島わたる
演出:広田淳一
出演 伊東沙保 稲垣干城 今村沙緒里 小野智敬 笠井里美 祁答院雄貴(アクトレインクラブ)
斉藤直樹 竹口龍茶(はえぎわ) 中村万里 西村俊彦(マック・ミック) 本家徳久
あらすじ
日本支配下の京城(現ソウル)で実際に起こった事件に着想を得て書かれた戯曲。韓国人と日本人、韓国語と日本語、科学と迷信、現実と幻想が入り乱れて展開される奇怪な事件の顛末記。昭和8年、京城の西大門警察署管内で前代未聞の奇怪極まりない乳児切断頭部遺棄事件が発生した。内地から新たに赴任してきたホン・ユンシクを加え、西大門警察の面々は事件解決に向け動き出す。いったい犯人は誰なのか? 赤ん坊の首を切り落とした目的は何なのか? 上層部の方針で失踪児童を当たっていくが、解決に向かうどころか、事件は連続殺人の様相まで呈してくる。容疑者たちは皆、それぞれに怪しいが決め手を欠き、捜査線上にはついにトッカビ(韓国の妖怪)まで浮かぶ始末……。やがて捜査方法を巡って警察内部の対立は頂点を極め、ついに二手に分かれて赤ん坊の体を探しに墓を暴きに出かけることになる。そして、事件は驚きの終結を迎える……。
入場料(全席自由)
料金:各1,500円(全席自由)
通し券:3,000円(日韓演劇交流センターのみ取扱)
前売開始:2012年1月14日(月)
料金:500円(全席自由)※ドラマリーディングの半券提示の場合は無料になります。
会場:シアタートラム
〒154-0004 東京都世田谷区太子堂4-1-1 TEL:03-5432-1526
東急田園都市線三軒茶屋駅(渋谷駅より2駅5分)
世田谷線三軒茶屋駅となり
チケット取扱
劇場チケットセンター
TEL:03-5432-1515(10:00〜19:00)
パソコン http://setagaya-pt.jp
携帯 http://setagaya-pt.jp/m/
日韓演劇交流センター(東京演劇アンサンブル内)
TEL:03-3920-5232(11:00〜18:00)
オンラインチケットサービス http://www.tee.co.jp/ticket-nikkan.html
携帯用 http://cnfti.com/met6248/http://cnfti.com/met6248/
お問い合わせ
日韓演劇交流センター
〒177-0051 東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内
TEL:03-3920-5232 FAX:03-3920-4433
MAIL akira◎tee.co.jp(◎を@に変えてください)
http://www.tckj.org/dr/2013_02.html
成耆雄(ソン・ギウン)=作者
劇団「第12言語演劇スタジオ」代表。演出家、劇作家。
1974年、大邱生まれ。
延世大学国語国文学科在学中、東京外国語大学に交換留学生として来日。
延世大学卒業後、韓国芸術総合学校演劇院演出科に進学、2006年芸術専門士(M.F.A.)課程卒業。
2004年「三等兵」(作、演出)をスウォン・ファソン(水原・華城)演劇祭などで上演して以降、劇作家兼演出家として劇団「第12言語演劇スタジオ」を主宰する。作、演出のかたわら、多数の日本の戯曲を翻訳、演出し、日本の演出家との共同演出による合同公演を行うなど、日本の演劇界との交流にも精力的である。また、日本支配時代を素材とした戯曲も数多く手がけ、人気を博している。
2010年「カガクするココロ-森の奥編」(平田オリザ原作)の脚色、演出にて第4回大韓民国演劇大賞作品賞受賞。